平成20年6月10日 グレゴリー・ウィルソン スペシャルレクチャー 於:浜松マリーポーサ
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☆ 平成20年6月10日(火)午後7時にサゴーインホテルにてグレゴリー・ウィルソンのレクチャーを終了しました
開場 18:30 開演 19:00
◎グレゴリー・ウィルソン氏の紹介
氏は西海岸に在住の黒人のクロース・アップ・マジシャンです。
アメリカではストリート・マジックの番組に出演するなど、一般にも知られており、
英語版ウィキペディアにも載っています。
FISMには過去3回連続、カード部門でチャレンジし、ポルトガルで3位、オランダで2位を受賞しています。
スタイリッシュなフェニックス・エーセスなど、カード・テクニックは一見の価値ありです。
カーディシャンとして売り出しましたが、レクチャーは、タバコ、ペン、時計、コイン、
札、クレジットカード、指輪、名刺、鍵、マッチなど、多種の小物にわたっており、
カード嫌いな方にも役立つ内容になると思います。
レクチャーノートは2冊、出版予定ですが、殆どがDVDでは解説していないトリックなので、
DVDをお持ちの方にとっても見所満載です(勿論、DVDも販売します)。
又、即席マジックの本を執筆中とのことで、その中から最新のトリックもいくつか解説してもらう予定ですのでお楽しみに
グレゴリー・ウィルソン氏のレクチャーもここ浜松で8回目
全15回の折り返し点です。
本当に楽しいひと時をありがとう御座いました。
ツァースケジュール-2008年-
6月 4日(水) 来日
6月 5日(木) 福岡
6月 6日(金) 山口
6月 7日(土) 広島・岡山
6月 8日(日) 大阪・名古屋
6月 9日(月) 金沢
6月10日(火) 浜松
6月11日(水) 静岡
6月12日(木) off
6月13日(金) 柏
6月14日(土) 横浜・TCC
6月15日(日) 東京
6月16日(月) 八重洲
6月17日(火) 仙台
6月18日(水) 新潟
6月19日(木) 離日
グレゴリーウィルソンの紹介(マジックハウスより引用)
アメリカのプロのクロースアップ・マジシャンであり,彼のマジックは,多くのDVDを通して接することが出来ます。
最近のFISMの大会のクロースアップのカード部門(2000年.2003年)で,2回の入賞も果たしていす。
彼は,カード・マジックが得意ですが,カード以外でも,紙幣,指輪と紐,輪ゴム,スリの演技など,
バラエティーに富んだ演目を持っています。
また,最近はスター・バックス(コーヒー・ショップ)のアイテムを使ったトリックに凝っているようです。
--有名な作品--
Phenix Aces(カード)
Boomerang Card of Death(カード)
Re-Cap(ペン)
--開発技法--
Back Stage Pass(カード)
それでは、浜松でのレクチャーの内容をば
01.Chip on shoulder(これはそういうタイトル)
舞台に上げた観客に何も持っていない両手を示し、空中からコインを取り出すゼスチャーをすると
左手の甲の上にチップ(カジノで使うあれです)出現。
もう一度ギャグを交えて同じようなことをするが、今度は本当に消失、
いつのまにか舞台に上がった観客の左肩の上にチップが。
これを再度やったあとまたいつの間にか右肩に。
次にコインパースが必要な旨を伝えられるがこれも気がつくと左肩に乗っている。
02.Pitch & Ditch
何枚かのコインを取り出し、好きなものを選ばせる。
それを右手に持って放り投げると大きなコイン(といってもワンダラーですが)になって落ちてくる。
03.ペンとキャップ
欧米でよく見かけるちゃっちいボールペンを取り出し、ペン先がどっちを向いているかを観客に問うが、
観客はなんどやっても当てることが出来ない。
何度か繰り返し、今度はペンとキャップをばらし、それぞれが思わぬ移動を繰り返す第二段。
最後は総て渡して検め可能。
第二段の"スライハンドとミスディレクションだけでペンとキャップが出たり消えたりする"のもとても綺麗でした。
04.Foreign Affair
1ドル札を取り出し、折り畳んでいく度に米→豪→欧→美→日 と、5段階くらい変わっていく。
札を検めさせたあと札をくるくる巻いてコーンにすると、中からサムチ○○が
05.コインフロムジエア
やはり観客を舞台にあげて、コインを扱い始める。
また肩に乗せるのかと思いきや、消失し、上空からコインが落ちてくる。
そして腕時計へと飛行する。
06.コイントゥーペーパーカップ
スタバのふた付紙コップをステージ上の観客に持たせる。
10円玉を取り出し、ふたの飲み口には入らないことを確認させた後、
穴を左手で塞がせ、マジシャンは下からコインを叩きつけると、
貫通して紙コップの中にコインが入ってしまう。
07.インサイドアウトスリーブ
スタバのスリーブにかかれた女神の目を見るようにいい、
紙ナプキンで覆うとスリーブが裏返っている。
もう一度やるとスリーブが消えている。
カップのふたを開けると中にスリーブが入っている。
08.The Backstage Pass他
「CARD STUNTS」などでも見たテクニカルなカード技法とあわせて、
おそらくPHOENIX SPLITやPoint Blank(ブランクカードの中に入れたサインしたカードでのアンビシャス
+もう一枚書いた演者のサインと一緒のカードになってしまうもの)などのカード演目を。
目を引いたのはやはりカードをブーメランのように飛ばして、デックでキャッチするテクニック。
09.Phoenix Aces
空中からA4を取り出す。グリスケナーのフォーフォーフォースイッチ
10.Tim Trono 「BRABDED」
観客にカードを一枚選ばせたあと後ろ手に持ってもらう。
演者はライターを取り出し自分の指を軽くあぶると、
火ぶくれのようになった部分が観客のカードの形("クラブ"模様と"K"など)になっている。
11.Do as I do
壇上に上がった観客に「私と同じ行動をしてくれ」と頼んでマッチ箱を渡す。
二人で何度か回したりしたあとでケースを押すと、
何故か演者と違った面(演者はマッチが見える方なのに、観客はマッチが見えない方、など)が出てくる。
何度かこれを繰り返すがいつの間にか演者の方の箱からマッチが消えている。
12.FreaKey
シルバーアンドカッパーコインの鍵バージョン。
これは何か特殊なキーホルダーなのかと思ってたのですが、
ホルダーには特に触れず、ギミックキーを使ったシルバーカッパートランスポだけをやっていました。