平成29年06月23日カール・ヘイン氏 ジョン・ボーン氏スペシャルレクチャー
☆お知らせ
日時:2017年6月23日(金曜日) 18:30開場 18:45開演
会場:Pops倶楽部(浜松市中区田町331−9 マルケンビル6F)
会費:社会人 5,000円 / 学生(大学生以下) 2,500円
◎KARL HEIN & JHON BORNの紹介
エンタテイメントの超大国アメリカ合衆国から、二人の新世代マジシャンがやってきます。
バーやレストランからニューヨークセレブの邸宅まで、現場を選ぶことのない二人のオールラウンダー。
米国が世界に誇るエンタテイメントジャンルのテイストをすぐ目の前でお楽しみください。
カール・ヘイン (KARL HEIN)
カードマジックジャンルにおいて21世紀に考案された中でも特に研究改良が行われたであろう技法、
ハイン・シュタインシャッフル。
その視覚的錯覚の強さは世界中のマジシャンを驚嘆させました。
しかしながら、カールの本当の素晴らしさはやはり職業プロとしての実践論、実践の感覚にあります。
見て楽しい、知って楽しい、できて楽しい。
視覚的錯覚に対する拘りや感覚の鋭さ、そのセンスから生み出されるマジックの数々は、老若男女を幅広く受け入れる「使えるもの」ばかりです。
ジョン・ボーン(JHON BORN)
米国のプロフェッショナルマジシャン、メンタリスト。
技巧的なコインマジックから、カード全般、コンタクトジャグリング等、多くの演目をレパートリーとしながら、
幅広い知識に裏打ちされた構成、メンタリストとしての絶妙な心理操作によってありふれたマジックを魔法に高めることのできる
IBMのマジシャンオブザイヤー受賞者。
真逆のパフォーマンススタイルであるカール・ヘインとジョン・ボーンのコラボレーションレクチャーは、
ヨーロッパツアーにおいて絶賛されています。この機会をお見逃しなく!
氏のサイト http://www.karlhein.com/ http://www.magician-newyorkcity.com/
★レクチャー内容
[KARL HEIN:以下KHと略]
客が自由に選んだカードを空の手でつかみ、そのまま4つ折りにして破ります。完全に破ったと納得させた上で、復元という奇跡が起こります。
復元は3パターンを紹介。カードを弾いて一瞬でビジュアルに復元させるフラッシュ・レストレーション。
一片ずつドラマティックに復元させるピース・バイ・ピース。
観客の手の中で復元させるイン・ザ・スペクテイターズ・ハンド。それぞれ紹介して頂きました。
カードケースには「あなたはJokerを選ぶ」と書かれています。
ここで、客に1枚選んで貰いますがだハートのキングです。
間違えたかな?と思うとカードケースの予言は「あなたはハートのキングを選ぶ」に変っており、客が選んだカード以外は、
総てJokerなのです。
[JHON BORN:以下JBと略]
1.バブルコインマジック
両手裏表完全に空な事を見せて、手の平にコインが出現します。
彼がバランスパームと言っている技法を紹介しています。
2.コインチェンジ/コインの飛行
左手にコインを3枚、右手にコインを持たず、そのまま両手を広げた客の手の上に落とすと、2枚と1枚に分かれています。
[KH]
3.Heiny 500
客の目の前で白紙がお札に見事に変ります。
4.Rainmaker
お札が5枚あることを示します。瞬間20〜30枚に増えています。
5.Switchcraft
5枚のお札の中から「当たり」を引くと全部差し上げると言って、客に1枚引いてもらうが「当たり」が付いていません。
残りの4枚のお札には総て「当たり」がついています。
[JB]
3.コインアセンブリ(トランスロケーション)/4 OF A COIN
膝の上にのせたテーブルの上で4隅に置いた銅貨が手をかざすだけで自由に一か所に集まります。
カードを取り出し4枚のAを出すと、突然各カードの下に銅貨が現われます。
そして最後に4枚の銅貨は銀貨に変ってしまいます。銅貨4枚は元のコインケースに戻っています。
[KH]
6.Transformer Triumph
客に1枚選んでもらい戻してから半分をひっくり返して混ぜてしまいます。何回かシャフルして広げると総て裏向きになっており
客の選んだカードだけ表向きになっています。更に全体をひっくり返すと全部順番通りに並んでおり、客の選んだカードの所も順序は綺麗に並んでいる
7.Breaking the 2nd Rule
3人の客にそれぞれ1枚カードを選んでもらう。1人目のカードはケースの下から、2人目のカードは1組のカードを押しつぶして1枚になりそのカードが
3人目のカードはケースの中に有ると言いながら、実はケースには1組のカードが戻っており、手元に3人目の客のカードがある。
8.Jack Spade/SQUARELY DEAL
ブラックジャックをすると言って4人の客の前にカードを並べます。2枚目を並べると、術者だけがブラックジャックの21になります。
客の分も「21」にするといって、一人目の客から配っていくと「21」になりそれぞれ4人とも「21」になります。
そのまま配ったカードを手前に引いていくと4×4の魔法陣なっており、縦横斜めどこで数えても「21」が成立します。
9.HEINE SHUFFLE
完全に混ぜているようにどうしても見えるのだが、全く混ぜられていない
また混ぜているようにして、カードが完全に順番通りになる
10.THREE DEGREES OF SEPARATION
4人の客に10枚程度ずつカードを渡し、それぞれ好きなカード1枚を覚え、それぞれ混ぜてもらう。
それを受け取った後、何回か混ぜて客の覚えたカードが即現われる。客がカードを忘れて適当なカードを言っても飛び出してくる。
[JB]
4.Right on the Money
[解説はプー博士]
まず最初に演者は自分の財布を客のひとりに持っていてもらいます。
別の客の一人に「赤か黒」を選んでもらい(黒と言ったとしましょう) その客に誰か別の人を指名してもらい
その人に「では、黒の中ではクラブとスペードどちらにしますか?」と聞きます(クラブとしましょう)。
演者は手に持ったトランプの箱を見せて財布を持たせた客に「ではAからキングまでの13枚のうちお好きな数字を選んでください」と言います。
財布を持った客が「9」と言ったとします。「では財布の中を見てください」と言うので、てっきりそこからクラブの9が出てくるかと思いきや、
中には少しのお札と小銭が入っているだけです。
手に持ったトランプを箱から取り出し、すべてのマークの9を表向きにテーブルに置きます。
残りのトランプの裏を見るといろいろな金額がかかれています(たとえば¥1320とか、、)。
クラブ以外の9の裏も見せますがすべて違う金額が書かれています。
しかし、客の選択したクラブの9の裏には財布の中身と同じ額の数字が書かれているのです!!
5.カードのピークの仕方
相手の選んだカードを術者が2つに分けた山の間に戻してもらうだけで相手のカードのマークと数字がわかります。
6.ポインティングワンウェイシステム
1組の上から10〜15枚を取ってもらいます。その中から好きなカードをアウトジョグして残りのカードをテーブルに置いてもらいます。
テーブル上のデックを2つに分けて間に先ほど選んだカードを入れシャフルしてもらいます。
術者はそのパケットを受け取るとたちまち客の選んだカードが分ります。
7.商品紹介
・BORN'S BAG
・SEEKIN THE BRIDGE(マジシャンをひっかけるアイデアの集大成)
・AVAILABILE ONCE AGAIN(エニエニの集大成)
[KH]
11.CUBE FX
・客がごちゃまぜしたルービックキューブを紙袋に入れてたちどころに色が揃います
・揃ったCUBEを後手で持ち、30カウントの間に先ほど客が混ぜた色目と全く同じに合わせます
・色の揃ったCUBEを客に渡し、好きな色を上にしてハンカチを被せてもらいます。もう一個のCUBEを客に順繰りに混ぜて行ってもらいます。
また30カウントの間に揃えようとしますが揃いません。しかし、ハンカチを取り除いて上にある色だけが、そろっているではありませんか!!
12.HEINE SHUFFLE
52枚のカードを30カウントですべて覚えるとして、その後客が自由に言ったカードが出てきて、ACEなどの言葉ごとにそのカードが出て、
次にA〜Kまで4枚ずつ揃い、最後に総てマークごとにA〜Kまで順に揃ってしまう。